「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴による原作漫画で、大正時代の日本を舞台に、鬼に家族を殺された竈門炭治郎が、妹の禰豆子を人に戻すために鬼退治を行う「鬼殺隊」と戦う物語です。単行本は全23巻で、発行部数は2021年2月時点で1億5000万部を突破し、大ヒット作となりました。時は大正。主人公の竈門炭治郎は、炭焼きで家族を支えていました。ある日、炭治郎が家を空けている間に、家族は鬼に襲われ、妹の禰豆子も鬼となってしまいます。禰豆子に襲われた炭治郎を救ったのは剣士の冨岡義勇でした。義勇は禰豆子を「退治」しようとしますが、兄妹の絆が残っていることに気づき、剣を収めます。炭治郎は育手の鱗滝左近次の元を訪れ、禰豆子を人間に戻す方法を探し、鬼を追い求めて剣術の修行に励みます。2年後、炭治郎は選別試験を経て鬼殺隊に入隊し、初仕事である沼鬼の討伐を成功させます。そして、浅草で禰豆子が鬼たちの祖である鬼舞辻無惨と接触する瞬間に再び立ち向かう覚悟を決めるのでした。